P4VJSユーザガイド (2020.1)

HTMLツールを有効にする

P4VのHTMLツールは、機能プロパティP4V.Features.HTMLToolsに関連付けられています (詳細については、『Helix Coreサーバ管理者ガイド』のトピック「機能関連のP4Vプロパティ」を参照してください)。 このプロパティが有効になっている場合(デフォルト設定)、P4Vは以下のモードで実行することができます。

  • HTMLツールなし: このモードでは、HTMLツールもアプレットも有効になっていません。 P4Vを拡張することはできません。
  • HTMLツールを有効にする: このモードでは、P4VP4VJSをサポートし、カスタムのHTMLウィンドウとタブを追加するエディタを提供します。 P4VのリソースディレクトリでP4VJSデモが利用可能な場合は、P4VJSデモモードでP4Vを実行することができます。
  • アプレットを許可する: このモードでは、P4VはレガシーP4JsApiをサポートします。
注意

HTMLツールを使用して追加するカスタムのHTMLページの場合、P4VはベースURLのホワイトリストを指定できるようにすることで、追加のセキュリティを提供します。 例えば、以下のベースURLがホワイトリストに登録されている場合、P4VはこれらのベースURLに一致する定義とページのみを受け入れます。

  • http://www.toolserver.com/customtabs
  • http://www.toolserver.com/visualtools
  • http://www.toolserver.com/pages
  • http://www.toolserver.com/tabs

これらのURLに指定されたベースパスで始まらないURLは、セキュリティ例外エラーで失敗します。 ローカルファイルは除外されます。

P4VでHTMLツールを有効にするには、以下の手順を実行します。

  1. [編集] > [プリファレンス] (Windowsの場合)またはP4V > [プリファレンス] (Macの場合)に移動します。
  2. [HTMLツール]タブにある、[プリファレンス]ダイアログで、[HTMLツールを有効にする]を選択します。
  3. HTMLツールを実行できる場所を制限する場合:

    1. [HTMLツールのみを受け入れる]チェックボックスを選択します。
    2. [許可済みBaseURL]フィールドの右側にある[追加]をクリックします。
    3. [承諾済みBaseURL]ダイアログの[URL]フィールドでURLを指定してホワイトリストに追加し、[OK]をクリックします。
    4. 必要に応じて、手順bと手順cを繰り返します。
  4. [OK]をクリックします。
  5. P4Vを再起動します。