Helix Coreサーバ管理者ガイド (2020.1)

エッジサーバ同士の連結

各部門が地理的に分散している場合は、すべてのユーザが近くのエッジサーバを使用するように設定することをお勧めします。

こうすることにより、地理的に離れた場所にあるコミットサーバからファイルやメタデータを取得するのではなく、近くのエッジサーバからファイルやメタデータを取得できるようになります。

任意の数のエッジサーバを連結することができます。

P4TARGETが最も近い内部サーバになるように各サーバを設定してください。この場合の「内部サーバ」とは、コミットサーバに向かう位置に配置されているサーバという意味です。

サービスユーザのログイン手順

通常のエンドユーザは最も近いエッジサーバにログインするだけで済みますが、サービスユーザは、以下の手順でログインする必要があります。

最も近い内部エッジサーバ(エッジサーバ1)へのログイン手順:

1. コミットサーバにログインします。

エッジサーバ2へのログイン手順:

1. エッジサーバ1にログインします。

エッジサーバ3へのログイン手順:

1. エッジサーバ1にログインします。

2. エッジサーバ2にログインします。

重要
  • コミットサーバに直接接続されるのは最も近い内部サーバのみです。
  • 転送レプリカを連結する場合は、その転送レプリカを別の転送レプリカまたはコミットサーバに直接連結する必要がります。 転送レプリカとコミットサーバとの間でエッジサーバを使用することはできません。